声優の「今井由香(いまいゆか)」さんは現在、休業中でした。しかし、2018年8月30日に引退を発表され、2018年8月31日をもって約23年間の声優業に幕を下ろされました。
引退の原因は、旦那と離婚したから?子供が発達障害だから?といろいろな憶測を呼んでいますが、果たしてその真相とは?
声優業として主な主演アニメキャラは「愛天使伝説ウェディングピーチ(スカーレット小原 / エンジェルサルビア、園子)」で知名度を上げた今井由香さんですが、その後、「ふたりはプリキュア Splash Star(霧生薫)」や「ドキドキ!プリキュア(アイちゃん)」などで活躍されます。
Contents
今井由香が休業から引退へ
今井由香さんですが、休業から引退への経緯を見てみますと、
- 2017年6月5日より「休業」を発表
- 2018年8月30日に自身のブログで声優業「引退」を発表
- 2018年8月31日をもって声優業を「引退」することを所属事務所が発表
という流れになっています。
今井由香さんは2006年にも一度、休業近いことをされていたため、今回もその延長かと思いましたが、今回の引退発表は確定なようです。
今井由香さんは、現在47歳(生年月日:1970年9月19日)ですが、声優業には、サラリーマンみたいに定年退職はないですし、よもや、年齢はプラスに働くことも多いです。
どうして、引退となったのでしょうか。その原因に迫りたいと思います。
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今井由香の引退理由
今井由香さんが引退コメントを2018年8月30日に公式ブログで発表されています。
お知らせ
休業をご報告してから1年が過ぎ、時折、日々の様子をお知らせしておりましたが、
この度、声優業を引退することとなりました。ここに至るまでには、複雑な思いも、様々な葛藤もありましたが、
より良い未来に向けての決断となりますので、どうかご理解頂けますと幸いです。今後は、ゆっくりとマイペースながらも私らしく家族とともに歩んで参ります。
これまでお世話になった関係者の皆様。
仲良くして下さった役者の皆様。
そして、応援して下さったファンの皆様には、本当に感謝しています。とても幸せな23年間でした。
本当に本当に、ありがとうございました。
ここに至るまでには、複雑な思いも、様々な葛藤もありましたと語られていますが、引退の理由は明確に語られていないようです。
しかし、今井由香さんの過去のコメントから推測はできるようなので、考察します。
旦那と離婚予定。シングルマザーとしての人生を選択
今井由香さんは、2018年7月24日の公式ブログに、同業者の夫と離婚されることをコメントされています。
うちもライオン社会
私はというと、本気でシングルマザーになると決意して数カ月が経ちました。
夫はここ数年、ずっとほぼ週休5日で家にいます。
離婚するからと、まだ離婚前なのに息子の世話はいっさいしようとしません。
お願いしても、「離婚するから」と、取り合ってくれません。
とにかく、孤独感が半端ないのです。
息子が発達障害(広汎性発達障害)だと診断されてから、夫はわりとすぐにどこへも連れ出さなくなり、ここ何年も外食も、近所の公園でさえ息子とは行かなくなりました。
夫婦そろって協力し合えているケースもあるそうですが、大半は、夫が育児放棄でシングルマザーになる妻が多いと聞きます。
だから、思うのです。
「うちは、ライオン社会と同じでいいや」と。
すなわち、♂はもう不要って、思わないとやっていけないという感じです。
男嫌い。というか、男恐怖症になってしまいましたしね。
この投稿時点では離婚されていないようですが、引退を発表されたということで、離婚もされているのではないでしょうか。
離婚の原因は後述する子供の障害ですが、この投稿で気になる一文がありました。
旦那は同業者。つまり、声優?誰?
夫は同業者なのですが、夫と結婚したいと思ったきっかけは、不器用でバカな私でも、頼れる存在だったからでした。
「夫は同業者」なのですが・・・マジ?
今まで結婚相手については公表されていなかった今井由香さんですが、一転、夫の素性が明らかになりました。
その裏付けとして、2018年9月1日現在では、「夫は同業者なのですが」という一文が削除されているんです!!
本人か気づいた方が削除したのでしょうが、このことからも旦那は声優だったという信憑性が高いようです。
週休5日で家にいるということから、あまり売れていない声優さんなのか、はたまた売れすぎて単価が高く数をこなさなくてもいいレベルの大御所なのでしょうか。
もちろん、同業者ということで、声優ではなく、編集者、スタッフなど芸能人という括りでいえば幅広いため、確定ではありません。
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ちなみに、旦那の年齢も明らかになっていません。
結婚時期についての考察
2006年に、持ち役があったゲーム『機神咆吼デモンベイン』とテレビアニメ『ふたりはプリキュア Splash Star』を途中降板した。
この理由について、当時は病気のためと説明されていたが、2010年に自身の公式ブログにて、実際は出産のためであり、また妊娠悪阻を併発していたことを明らかにしている。
これはあくまで推測ですが、2006年に出産のため活動を休止されていますので、できちゃった結婚ではなければ、2005年頃に結婚されたことになります。
今井由香さんは、1970年生まれですから、35歳の頃に結婚された可能性が高いようです。もちろん、もっと前に結婚されていた可能性はありますが。
妊娠と出産。第一子は息子。
今井由香さんは、2006年に出産のため活動を休止されていることから、36歳前後での初出産でした。
性別は男で、長男ということになります。
当然ながら、息子さんの名前や顔写真は確認できませんが、2011年の時点で4歳という事実が、2011年10月27日に公式ブログに投稿されたことで判明しています。
この間、
子供の通う保育園の運動会がありました去年(2010年)は、
子供が風邪で参加出来なかったのですが、
今年(2011年)は家族で応援も4歳ともなると、
いろんなことが出来るようになるもので、
リレーなんかも、
ものすごいことになって
2011年で4歳ということは、2018年では11歳です。
しかし、2017年10月14日の公式ブログでは、9歳となっています。
「広範性発達障害」について。
特徴について。
息子(現在9歳)も、内容にほぼ当てはまっています。
同じクラスのお友達が、これまたとても良い子ばかりで、「はやちゃん(息子の愛称)、はやちゃん」と、何度も声をかけてくれたりして、息子と遊んでくれていました。
2017年で9歳ということは2018年では10歳です。併せて、名前まではわかりませんが、あだ名は判明しています。
時系列的にはこちらが最新であるため、信憑性は高そうです。
子供は「広範性発達障害」だった
しかし、ここで、衝撃的な事実が判明します。
大事な息子さんが発達障害だと診断されます。この事実も2017年5月16日の公式ブログより引用します。
出産して三年目の春のことです。
突然の公表になりますが…
三歳の息子がようやく保育園に通えることになって間もなく、
入園前の健康診断で、
「広範性発達障害」であると、診断されました。以来、
6年間、
息子との格闘の日々が続いています。この試練は、私の想像以上に過酷で、
次第にストレスなどから声も出にくくなっていきました。
なかなか復帰するのも手こずっていましたが、
現場離れによるプレッシャーなども感じるようになってゆき…下手ながらも、
本来の自分の演技ができない。と、いう悩みは尽きず
子供の発達障害が判明して以降、ストレスが原因で今井由香さんの声が失われます。
声優業としては致命的ですね。
そのことが原因で、職場へ復帰することのプレッシャーを感じ、さらにストレスが肥大化したようです。
最新のブログでも、その苦労のほどはうかがえます。
自分の仕事などが上手くいかない理由を子供のせいにする。
一番、格好悪いですよね。
でも、将来のことを考えれば考えるほど、自分の気持ちを制御できなくなったり、情緒不安定な状態になってしまったりするのです。
「私なら出来る。大丈夫」
と、思える日もあれば…
「もう駄目だ。楽になりたい…」
と、思ってしまう日もある。
最後に、うちと同じような思いをしているお母さん、お父さんへ。
「どうして、生まれてきた子供が障害児だったのか。」
今一度、考えて、感じて、行動していきたいですね。
「もう駄目だ。楽になりたい…」と思っていまう気持ちは痛いほど分かります。
でも、でも、でも・・・その気持ちが声優を引退することで少しでも楽になるのであれば、ファンには申し訳ないですが、個人的には、大賛成です。
まとめ
今井由香さんは、声優引退理由について、明確には語られませんでした。
しかし、過去の公式ブログでの投稿から、結婚し、子供が生まれ、息子が発達障害だと診断されるまでは順調だったようです。
それが、発達障害と診断されてから、旦那とのすれ違いが増え、心身ともに疲弊。ストレスが増え、声優業にも影響が。
離婚、引退、となれば、全くのゼロから子供と2人で生きていくことになります。彼女からすれば、人生をリセットしたかったのかもしれません。
同じ仕事で出会った同業者である夫と決別するためにも、夫とは同じ仕事や環境にいたくないとの思いが強くなったのかもしれないですね。
旦那を最低だと非難することは簡単ですが、果たして、非難できる人がそれほどいるでしょうか。非難できるのは、今井由香さんを含め、その周辺の方だけだと思いますね。
私は、非難できません。お互いの気持ちがわかるからです。
今一度、自分の子供を第一に考え、自分を犠牲する母の強さは見習う必要がありそうです。
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