ジャニーズ事務所所属の関ジャニ∞のメンバーの1人である「渋谷すばる(しぶたにすばる)」さんが関ジャニ∞の脱退とジャニーズ事務所の退所を発表されました。
2018年4月13日にフライデーが上記を報じ、一時はデマ報道と噂されていましたが、2018年4月15日に緊急公式会見を開き、事実であったことを発表されました。
さて、報道会見では、渋谷すばるさん本人から脱退と退所の理由が語られましたが、その本当の理由、真相はどうなのでしょうか。
そして、渋谷すばるさんはいつから脱退と退所を決めていたのでしょうか?
渋谷すばるさんは、2002年に関西ジャニーズJr.のメンバーで関ジャニ∞を結成した際のメンバーの1人で、関ジャニ∞では主にメインボーカル、リズムギター、ブルースハープを担当されています。
2018年4月15日、2018年12月31日をもってジャニーズ事務所を退所することを発表した。関ジャニ∞としての活動は2018年7月15日のツアー開幕前までとなる。
さて、2018年は関ジャニ∞にとって重要な年のように思えていましたが、ここにきてのメンバーの脱退という急展開・・・そこで語られた真実とは!?
Contents
フライデーで報道された脱退の理由とは?
フライデーのスクープを受け、緊急会見となったその会見で本人から語られた脱退理由とは・・・まずは、フライデーが報じた脱退理由をご紹介します。
2018年4月13日発売の写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)
「渋谷すばる『関ジャニ∞』を脱退へ」
4月12日の夜遅くにこのタイトルのネットニュースが公開
脱退理由は、コミカル要素のグループの方向性についていけなくなったこと
脱退理由が「コミカル要素のグループの方向性についていけなくなった」と言われても「?」って感じですよね。
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関ジャニ∞ってもともとそういうグループですしね。ズッコケ男道なんてまさにそうですよね。正直、この理由が脱退した真相だと言われても納得できません。
説得力のない理由だったというのも大きかったのかもしれませんが、私と同じようにこの報道は絶対にガセネタ、フェイクニュースだと思われた方も多かったようです。
「エイター(関ジャニファンの総称)はこんなニュース信じません」「ガセ感、半端ない!」など、渋谷脱退説を真っ向から否定するものである。
さらにこの唐突な渋谷の脱退報道は「4月11日に出た嵐・二宮和也と元フリーアナウンサーの伊藤綾子の交際継続報道の火消しである」との見解を述べるファンの声も多いようだ。
同記事は「今回のライブは(5月に発売される)ベスト盤に沿った楽曲になるため、コミカル要素の強い初期の楽曲も入ってくる。渋谷としてはその点に折り合いがつけられなかったようです」とのジャニーズ関係者のコメントを掲載している。
なんとなく、フライデーの報道を否定する意見のほうが信憑性というか説得力がありますよね。
この時点では、またガセネタをフライデーが出しただけというレベルで騒がれてはいましたが、本気で信じていた人は少なかったように思いますね。
関ジャニ はすでに発表されているベストアルバム『GR8EST』(2018年5月30日発売)をひきさげ、2018年7月15日からスタートする全国5大ドームツアー14公演(札幌、名古屋、大阪、東京、福岡)も決定している。
以上のことからも、さすがにこのタイミングでの脱退はないと思った人が多いようです。しかし、現実は残酷でした・・・
緊急公式会見で語られた脱退、退所の本当の理由とは?
まず、渋谷すばるさんがご自身で語った理由をご紹介します。
「今まで自分は音楽が好きだということで活動してきたんですけど、ここ何年間かは特に音楽の活動をたくさんやらせて頂けて、グループとしてもそうですし、個人としても音楽活動させて頂けた中で自分としてはものすごく、命がけでやらせていただいたんですが、その経験が合ったからこそ、さらにここから先に人生は自分の責任でどこまでやれるかということに、今後に人生をかけてみたいという思いです」。
「15歳のときにジャニーズに入れていただいてから21年間、音楽を追求してきました。関ジャニ として活動させていただくなかで、自分の音楽というものを軸に、音楽を大きくしていけるように活動してきたつもりです。36歳という年齢を迎え、人生残り半分という年齢となったとき、ありがたくも守られ、支えられ、時には甘えさせていただきましたが、この先は今までの環境ではなく、すべて自分自身の責任下で音楽を全うすべく、海外で音楽を学び、自分の音楽を深く追及していきたい」と説明し、強い決意を口にした。
ん?歯切れが悪いですね。脱退理由が全く明確ではありません。ま、この会見でメンバーに嫌いな奴がいるといったメンバー間の不仲を言える奴はいないとは思いますが。
また、渋谷すばるさんが何を今後何をするのか?というと、決まっているのは「海外で学ぶ」ということだけ。しかも行き先や日時などは決まっていないとか。
嘘でしょ・・・ふわっとしすぎていて、そんな理由で脱退したの?って正直疑ってしまいます。見切り発車もいいところです。もちろんフライデーにすっぱ抜かれたから、慌ててという可能性もあると思いますが、それにしても理由が薄すぎます。
人生を考え直したいという人が何をするかは未定って・・・
会見で渋谷すばるは「ジャニーズ事務所で目標にする先輩はいますか?」と問われ、「目標とする方がいたら、僕は辞めていないと思います」と明確に否定。
「こんな言葉が平然と出てくること自体が、ジャニーズの今置かれた状況を物語っている」
渋谷すばるさんは「楽しいことしかなかった」と答えていましたので、やっぱり不仲という理由ではないんでしょうが、公式会見の場で目標とする先輩がいないと明確に否定しています。
尊敬できる先輩なんてジャニーズの中では一人ぐらいは居てもよさそうですが、はっきり否定されていましたので、相当な覚悟で発言されたものと思われます。
この発言はジャニーズにとっては完全なマイナスイメージにしかなりませんから、実はこれが真実なのかもしれません。
メンバーも聞いていて少し悲しいような表情でしたね。
脱退、退社の公式会見って、他のグループではあったの?
先ほどの公式会見では、関ジャニ∞のメンバーの1人である安田章大さんは自宅で転倒して背中を強打したため入院中として欠席されました。
本来は全員揃っての会見でしょうから、ジャニーズ事務所側も相当焦って準備したことが伺えますね。
では、そもそもジャニーズ事務所に所属しているグループの脱退時には今回のような会見はあったのでしょうか。
個人的には全然記憶になかったので調べてみました。
これまで、ジャニーズ事務所所属では・・・
・SMAP:森且行さん
・KAT-TUN:赤西仁さん、田中聖さん、田口淳之介さん
・NEWS:森内貴寛さん、内博貴さん、草野博紀さん、錦戸亮さん、山下智久さん
以上の人がグループを脱退したときは、このような会見は行われませんでした。
やっぱりそうですよね!
最近では、TOKIOの山口達也メンバーが強制わいせつの容疑で不起訴処分になった事件では、TOKIOの山口達也メンバー以外の、 松岡昌宏さん、 城島茂さん、 長瀬智也さん、 国分太一さん、の4名でTOKIOの今後や山口達也メンバーとのやり取りについて会見が行われたことは記憶に新しいですが、これは不祥事ですから当然ですよね。
今回の件は、特段、不祥事等は明らかになっていませんので、わざわざ会見を開く理由もなかったんです。だって今まではひらいていないわけですから。
会見がないのはジャニーズ事務所の方針?
もともとジャニーズ事務所のタレントは、「アイドルとしてファンに夢を与える」という役割を徹底するため、脱退に限らず熱愛報道のときなども会見を開くことはめったにありません。
つまり、「アイドル活動以外の余計なことは話さない」ジャニーズのタレントにしては極めて珍しいオープンな会見でした。
そういう理由だったんですね。初めて知りました。
これまでジャニーズ事務所のタレントたちは、「騒動があっても口をつぐみ、ひたすらアイドルとしての立場を全うする」というスタンスを求められてきました。
ということは、関ジャニ∞も従来通りやっていても何の問題もなかったはずです。では、本来しなくてもいい会見をしたのには理由があったのでしょうか。
緊急公式会見をした目的は?
会見を行った最大の目的は、ファンに対する説明です。
ファン以外の人々にも、関ジャニ∞の団結力や、各メンバーの誠実な人間性が伝えることも目的。
これは「本人たちの口から真実や本音を語らせて、被害を最小限にとどめる」ことが成功したと言えます。
それと同時に、「この会見をピンチからチャンスに変えよう。リスタートの第一歩にしよう」という意識が見えました。
渋谷さんの契約が今年12月まで残っているにもかかわらず、7月からの5大ドームツアーに参加しないのは、「お別れ公演をするより、早くリスタートしたほうが、お互いに成功できる」というポジティブな姿勢の表れでしょう。
なるほど・・・あえて会見をすることで、好感度を上げ、その印象で渋谷すばるさんの脱退と消し去ることを目的としていたんですね。
確かに会見中は常に仲の良さがわかるような状況でしたし、普段の関ジャニ∞メンバーも非常に仲が良いそうなので、ジャニーズ事務所側からすれば大正解だったのかもしれないですね。
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過去にSMAPや、ももいろクローバーZなど、「メンバーの脱退をステップアップにつなげ、お互いに夢をかなえて美談になった」というケースもあるだけに、「これを機に関ジャニ∞をステップアップさせるんだ」というマネジメントがスピーディに採用されたのです。
もう一つ、異例の会見を開いたメリットは、ジャニーズ事務所のタレントたちが、世間に自立心をアピールできたこと。
日本中の人々がSMAPの解散騒動を見て、「ジャニーズ事務所のタレントたちは徹底的に管理されている」「事務所の意向に沿わないと、同じような目に遭わされる」というイメージを抱いてきました。
関ジャニ∞といえば、仲の良さですよね。関西出身ということもあり笑いに対してもノリがいいですし。常に低姿勢なところもギャップがあって好感度が高いグループな印象です。
しかし、会見中は歴然としているというか落ち着いているというか、憮然とした態度は意外でした。それだけ印象にの残ったということもジャニーズ事務所の戦略だったのかもしれません。
渋谷すばるさん以外のメンバーの心境は?
・村上信五さん
「メンバーとしては嫌や。でも幼なじみとしては『頑張ってこい』と言うしかない」「つき合いが長い僕らにしてみると、尊重する以外の何物でもない」「一度も揉めることがなければ、『何やねん』と憤ることも何一つなかった」と、男らしく言い切りました。
・横山裕さん
「きょうという日がこないでほしいと思っていました。僕らなりにすばるにいてほしいという想いを伝えました」と涙ながらに告白。「でもすばるは、なんの迷いもなく、僕たちも下をむいていてはいけないと本当に思いました。すばるにも厳しい道が待っている。僕たちもすばるに負けないよう全力で突っ走っていくので、これからもよろしくお願いします」と頭を下げた。
・丸山隆平さん
「みんなで向き合って出た結果だから前向きに考えて進みたい」と語ったように、それぞれのメンバーが、関ジャニ∞らしい仲のよさを漂わせつつも、信念の強さを感じさせる言葉を放ったのです。
ほか、割愛
「ジャニーズ事務所を退所した稲垣さん、草彅さん、香取さんのほうが、残留した2人よりも自分のやりたいことをやっていて生き生きとした姿に見える」というイメージ。
一般層の目にそう見えることで、所属タレントたちの頭に「グループ脱退」「事務所を退所」という選択肢がよぎりはじめてしまうのです。
事務所としては、早期のイメージ回復を図るとともに、新たなスターを作っていくマネジメントが必要でしょう。
残されたメンバーたちは、「脱退した渋谷さんのほうが充実している。幸せそうに見える」と思われないためにも頑張る必要があります。そして、そうファンが思い、今以上に関ジャニ∞を応援する、そういったことを考えてジャニーズ事務所は会見という行動にでたのではないでしょうか。
もしかすれば、数年後には、関ジャニ∞が天下をとって、渋谷すばる?そんな奴いたの?と思うファンが多くなる可能性もありますからね。
渋谷すばるさんが脱退後、ジャニーズ事務所を退所せずにソロ活動をしなかった理由
関ジャニ∞を知名度はどうだろう。ファン以外の読者は顔と名前が一致するだろうか。
渋谷すばる、横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義
名前もフルネームで言えたり書けたりできる人は多いだろうか。つまり、関ジャニ∞は知られていても「渋谷すばる」個人では限界があるということだ。
渋谷個人に限界があるとはいえ、2億円を超える年収があり、ブレーンやスポンサーの算段も背景にあることは間違いない。
ただ、こうした環境が整っているからといって、アイドルグループからの脱退のタイミングは思うほど簡単ではない。
他のジャニーズ所属のグループにもよくあるが、メンバーの不祥事などで逆風がいつ何時吹くかわからないというリスクもあるからだ。
ジャニーズでソロは売れないし、売る気もないのが90年代からのポリシーになっているからだ。
あえてジャニーズ事務所に所属しないほうが、渋谷すばるさんにとっては都合がよかったんでしょう。
ジャニーズ事務所を退所したほうがソロ活動以外の活動の幅が広がるという判断もあったんでしょうね。
渋谷すばるさんはいつから脱退と退所決めていた?
渋谷すばるさんは、いつ頃から関ジャニ∞脱退、そしてジャニーズ事務所を退社するという決意を固めたのでしょうか。
メンバー随一の歌唱力を持つ渋谷は2015年ソロデビューを果たした。
ソロコンサートも積極的に行っており、自ら作詞作曲も手掛ける。2016年にはジャニーズ初となる東京・両国国技館でのソロコンサートも開催し8000人を動員した。
しかし、「35歳を過ぎたあたり」から音楽活動専念を考え始め、2018年2月15日に脱退をメンバーに申し入れ。
幾度となく説得や協議を重ねて、最終的な話し合いの期限を2018年4月10日に設けたが、音楽活動に専念したいという想いは揺らぐことはなかった。
実は、渋谷すばるさんは、なんと10年も前からアーティストとして本格的な音楽に取り組み、ソロやバンドの活動も行っていたんです。
ファンにとっては常識かもしれませんね。
また、近藤真彦さんがテレビで渋谷すばるさんに詰め寄る場面もあったようなのです。
2015年7月26日放送に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』でゲスト出演していた近藤真彦さんが渋谷すばるさんに対して
「彼は本当にボーカルとしてすごく勉強して(関ジャニ∞から)独立するんじゃないかな」
「『それ(独立)は考えてる』って言ってたよこの前。」
「俺はソロになりたいんだぐらいの雰囲気で歌ってた」
「ソロで行きたいみたいな気持ちは?」
「音楽性が違うって感じするだろ?」
と質問攻め。
これに対して渋谷すばるさん
「独立ということはないですよ」
「もちろんグループでいます!」
と答えていました。
これに対して近藤真彦さんも
「それを聞いてオレはホッとした」
と答えてこの場は丸くおさまりました。
この時点では、既に脱退を心に決めていたのかもしれませんね。そして、近藤真彦さんもなにかを感じとっていたのかもしれません。実は相談していて、この2人は知っている仲だった可能性もありますね。
これを境に、ソロデビューを果たした2015年、つまり、脱退の話は今から2年以上も前から噂されていたそうです。
あくまでも関ジャニとしてのグループ活動が優先であり、関ジャニに帰属する個々の活動はできるが、そうでない場合は許されない。
やりたいことができないわけではないが、物理的に時間がないのだ。
グループでの活動は歌やダンスに楽器など、「仕事」は膨大にある。さらにテレビやラジオ出演があり、ツアーもある。この繰り返しの中で、年齢の問題が刻々と迫ってくる。
当たり前だが、30代後半となれば人生の岐路だ。新たなことにチャレンジするにはギリギリだと思ったのだろう。
安定を求めて関ジャニで活動するか、過酷ではあるが本当に自分の能力が生かせる仕事を追求するか。
こうした現状がある中で、渋谷も36歳の大人として一つの決断をしただけだ。確かに関ジャニというグループの存在は大きいが、現状以上はもう期待できない。そこから脱皮したいなら、関ジャニを卒業するしかなかったのだ。
確かに、そうですよね。
いくらジャニーズとは言え一人の人間ですから、一人の男としてこの先の人生を考えるもの当然ですよね。
このまま一生ジャニーズか?って疑問に思うことは往々にしてあることでしょう。人生のほとんどをジャニーズに、逆に言えばジャニーズの世界しか知らないわけですからね。
しかも、関ジャニ以外のグループでも、渋谷すばるさんと同様の決断を模索しているメンバーがいるらしいのが恐ろしいですよね。
まとめ
渋谷すばるさんの関ジャニ∞脱退およびジャニーズ事務所退所の真相は、語られていることだけでは判断できません。全く語られてはいませんが、それこそ彼女や親、家族、結婚、病気、様々な原因が考えられます。年齢的には結婚が一番大きいのではないでしょうか。
渋谷すばるさんについては、これまでも、薬中による顔麻痺で瞳孔が開いたままmステに出演した、父親が亡くなった、チック症である、タトゥーをいれているなど噂が絶えませんでした。そんな世間の真実ではない噂に耐え兼ねたのかもしれません。
当然ですが、テレビで話せる内容はオブラートに、そして隠して話されます。
ただ、尊敬する先輩がジャニーズ事務所にはいないと断言したことがポイントで、このコメントがある以上、ジャニーズ事務所内の人間関係に疲弊してしまったことが要因のひとつであることは確実でしょう。もしかすれば、それがすべて、この騒動の真相なののかもしれません。
今年に入ってから、限定的ではあるものの、ネット上における写真使用が解禁されるなど、ジャニーズ事務所のマネジメントは、ようやくオープン路線に変わりはじめています
グループ自体も高齢化の一途をたどっていますから、今後、どこかのグループから脱退という話がでてきても当然の流れなのかもしれませんね。
では、渋谷すばるさんの今後の活動、そして、一体いつまで彼は関ジャニ∞のメンバーの1人でジャニーズ事務所に所属することになるのか。いや、どうやら、そうせざるを得ない理由がどうやらあるようです。
関ジャニ∞を脱退すること、ジャニーズ事務所を退社するととは認めても、その日時はジャニーズ事務所側は決める・・・つまり、そこには裏の話が隠されているようです。
そのことについては、別記事でご紹介していますので、ぜひごらんください。
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