「オードリー春日」こと「春日俊彰(かすがとしあき)」さんですが、お笑い芸人にもかかわらず、東京大学受験の合格を目指しセンター試験を受験されました。
最終学歴は、日本大学商学部経営学科卒業というオードリー春日さんですが、果たして結果は合格だったのでしょうか。不合格だったのでしょうか。
オードリー春日さんは、「お笑い芸人」という職業のほか、「ボディービルダー」、「フィンスイミング」、「キックボクサー」、「エアロビクス」など数々の顔を持たれています。
基本的にこれらは、オードリー春日さんのフィジカル、要は体格で勝負しています。身長は176㎝と、日本人男性の平均身長より少し高いくらいですが、アメリカンフットボールのオール関東選抜で活躍されたほどの体格の良さ。
それに加え、東京大学という学歴まで手された日にはもう・・・
Contents
オードリー春日俊彰の東京大学受験の全容
まず、オードリー春日さんが、なぜ、東京大学を受験されたのでしょうか。その経緯から説明しておきます。その後に、受験結果、学歴を見てきます。
オードリー春日俊彰の東京大学受験の経緯と理由
「得する人損する人」という番組の「脳に効く得ワザを使えば東京大学に合格できる」という企画に春日を指名。
当初は嫌がった春日だが、現在は番組の用意したカリスマ講師の指導のもと、1日3時間の勉強で驚異的な成長を見せ、お茶の間の注目と声援を集めているという。
2017年6月からという急なスケジュールで始まった今回の東大受験。
「春日の地頭の良さは業界内でも知られてましたが、試しにやらせたセンター試験の過去問で古文で満点を取るなど、番組関係者の間で”もしかしたら?”という期待が広がっています。
カリスマ講師・時田啓光も「高校3年間の数学を3ヶ月で終えた。ものすごく飲み込みが早い」と驚いていました。
なんと、オードリー春日さんは、試験直前には正月も関係なく、1日13時間勉強したそうです。
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現役の高校生でも、そこまではなかなか勉強できないですよね。
オードリー春日さんが目指す東京大学は日本の最高学府です。世界的にも有名ですし、もうどう難しいかの議論は置いておきます。十分に周知されているはずです。
まず、東京大学を受験するためにはセンター試験を受験する必要があります。
東京大学を受けるためのセンター試験の足切りボーダーライン
東京大学の2次試験に進むためには、センター試験の結果、ある一定の点数をクリアする必要があります。
いわゆる、足切り、ボーダーラインとも言いますね。センター試験が東京大学の1次試験となっているわけです。
その点数が、2018年2月7日に東京大学公式HPで発表されました。2018年1月に実施されたセンター試験の足切り点数の発表になります。
オードリー春日さんが出願されたのは、東大文系のなかでも最も難しいと言われている文科I類です。
そして、文科I類の合格者最低点は・・・582点!!!
なお、この点数は、東京大学の科類の中で唯一の500点台でした。
センター試験の結果(内訳)
2018年2月8日放送の「得する人損する人」2時間スペシャル番組で発表されたオードリー春日さんのセンター試験の結果をまとめました。
センター試験の内訳
- 国語 148点(現代文92点/100点、古文35点/50点、漢文21点/50点)/200点
- 英語 76点/200点
- 数学IA 32点/100点
- 数学IIB 20点/100点
- 地理B 66点/100点
- 日本史B 51点/100点
- 生物基礎 30点/50点
- 地学基礎 25点/50点
- 合計 448点/900点
得点率にすると、49.7・・・%。つまり、約50%、5割でした。
東京大学合格に必要なセンター試験の得点率は、80%~90%
東京合格に必要なセンター試験の得点は、80%~90%と言われているそうです。
オードリー春日さんが8割以上とれている科目はひとつもありません。強いて言えば、国語の現代文(92点/100点)の得点率が92%です。偏差値にして62.4という高偏差値だったらしいですが、国語全体でみると75%程度。全くおよびませんでした。
結果的には、東京大学の2次試験には進むことができず、不合格となってしまった春日さん。センター試験を突破して、さらなる夢をみせてほしかったところでしたが、残念な結果になってしまいました。
世間の声
これらの結果を受けた春日さんに対する世間の声は、称賛を浴びています。
- 春日に国語ぼろ負けしたんだけど笑笑
- すげぇよ春日は……
- 半年で時間ないなかすごい。お疲れさまでした
- 春日がんばってたから残念
- 春日ダメだったか…惜しい
- またがんばってほしい
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「来年また受ければいいじゃん」と坂上忍から言われると「またやるんですか…?」と弱々しい一言。「あと100点はプラスできたんじゃないかな」と悔やむ春日。スタッフからボーダーには130点足りなかったと伝えられた。
共演の羽鳥慎一アナウンサー(46)から「他の大学なら行けているかもしれない点数」と告げられると、「いや、やっぱり東大って言ったから」と潔く答えた春日。
「無謀」と言われていたなかでの挑戦だったが、この結果を受けて《自分も勉強やろうかな》というツイートも。春日の挑む姿は、少なからず学生を勇気づけたようだ。
正直、受験をした経験からして、センター試験で5割を突破できていないレベルは、国公立大学で合格はできないと考えてもいいレベルです。
基本的に、センター試験の点数が悪くて2次試験である筆記試験の点数が良い人はいません。中には筆記で大逆転して入学してくるパターンもありますが、相当稀であることは間違いないでしょう。
そのため、私立大学であれば、言い方は悪いですが、名前を書けば受かるような定員割れをしている大学もありますので、そこが限界という結果にはなってしまったようです。
2019年も東京大学の合格を目指す
今年、東大受験に失敗した春日さんは「うーん、ちょっとやっぱりあのままじゃ終われないだろうという、ところで」と、その後もひそかに受験勉強を続けていたことを告白。
今回は番組とは関係なく、まったくのプライベートで東大受験に再挑戦する。
春日さんは、前回の挑戦で指導を受けた塾講師・時田啓光さんに自ら授業料を支払い、週3日、仕事の合間をぬって特別授業を受けるという。
プライベートで、それも実費とは恐れ入りますね。
さすが、春日さんといったところでしょうか。
オードリー春日俊彰の学歴
では、オードリー春日さんはそもそも頭がよかったのでしょうか。
例えば、灘中学、灘高校と卒業している人が、数年後にセンター試験に挑んでも高得点をとれることは有名です。東ですと開成学園出身も同様です。
オードリー春日さんの学歴は、所沢市立明峰小学校⇒日本大学第二中学校・高等学校⇒日本大学商学部経営学科、となっています。
まず、出身高校である日本大学第二高校ですが、偏差値は67もあります。これは、全国的に見てもかなり高い偏差値で、トップクラスといっても過言ではありません。
日本大学の系列校はたくさんありますが、その中でも最難関の高校とも言われているほどです。
最終学歴は、日本大学商学部経営学科ですが、日本大学第二高等学校時代、内部進学に必要な評定点が足りず、3カ月間の受験勉強で一般入試に合格されています。
オードリー春日さん曰く「自分には東大に受かる能力があった。」そうです。
東大に受かる能力はあったが、「東大に行く必要が無かったから行かなかった。」と言っていました。オードリーの若林さんによると、高校時代からそのようなことを言っていたようです。
いましたよね(笑)こういうクラスメイト(笑)
高校の偏差値だけ見れば高いですが、入学して勉強をサボれば、他の学生に抜かれることは当たり前です。中高一貫ですから、基本的に地頭の良さは中学校入学時点で判断すべきなのかもしれません。
日本大学を卒業されてからは、オンボロアパートで有名なむつみ荘に引っ越しをされています。春日さんの現在の住居については「オードリー春日の現在の家はむつみ荘?住所や家賃は?家族と同居?」でまとめています。
オードリー春日さんの貯金額も判明していますので、要チェックですよ!!!
日本大学と東京大学の偏差値
ここで、一応、日本大学と東京大学の偏差値の差をみておきたいと思います。
2017年現在、日本大学の偏差値は以下の通りです。
・法学部:52.5
・文理学部:50.0
・経済学部:52.5
・商学部:50.0
・国際関係学部:45.0
・理工学部:50.0
(受験方法により偏差値は変動)
(河合塾の偏差値を参考)
2017年現在、東京大学の偏差値は以下の通りです。
・文科一類:70.0
・文科二類:67.5
・文科三類:67.5
・理科一類:67.5
・理科二類:67.5
・理科三類:72.5
(河合塾の偏差値を参考)
つまり、偏差値50の日大に入学した人が、偏差値70の東大を目指すという客観的にみても、はなっから無謀な状況だったんですよね。
オードリー春日さんは、現在39歳(生年月日:1979年2月9日)。高校3年生は18歳でしょうから、約21年前の能力をもってして挑んでいます。
確かに、上記比較は今現在の偏差値ですから、大学の偏差値も20年もすれば変化します。また、オードリー春日さんも社会経験を含め、現在クイズ番組等の出演から知識等は身につけられていますので、可能性としてはないことはないというレベルだったのかもしれません。
しかし、受験を経験した身からすれば無謀なことは明らかでした。
ただ、いくら番組の企画だとはいえ、春日さんの努力は尊敬に値するとおもいます。40歳近い年齢、多忙を極める仕事との両立、そして何より、現役時点で箸にも棒にも掛からなかった大学への挑戦というメンタルの強さです。
勇気をもらったという受験生は、その結果というよりもその精神性を評価したのでしょう。私も何かに挑戦してみようかな・・・。
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